JOHANN JOHANNSSON : Englaborn

アイスランドの非主流音楽シーンで活躍しつつ、様々な芸術表現にも取り組んでいるアーティスト。高貴な美しさの中にどことなく悲壮感も垣間見えるストリングスカルテットを主役とした生音中心の構成で、秋の夜長にしっくりくる一枚である。ただし、1曲あたりの長さが短いのは本来舞台用に作られた音楽だからであろうか。TOUCH から間もなくリリースされる2ndでは、一時間におよぶ実験的な構成のライブを基にした音源らしいので、こちらも非常に楽しみである。