GLOBAL COMMUNICATION : Pentamerous Metamorphosis

80年代末に結成し、RELOADなどの名義でテクノをリリースしていた Tom Middleton & Mark Pritchard の二人組が、CHAPTERHOUSE というバンドの音源を用いてアンビエントへと再構築したもの。初出は93年のそのCHAPTERHOUSE の「Blood Music」の限定盤に付属された形だが、98年に単体でリリースされた。「76 14」に比べてダークで重みがあり、ゴシックな雰囲気が美しくエレクトロっぽいブレイクビーツの「Alpha Phase」、ひたすら幽玄な空気が流れているような壮大な「Beta Phase」、ボーカルがうっすらと溶け込んだ「Epsilon Phase」など、全5曲。