CHICAGO UNDERGROUND DUO : Axis And Alignment

なぜだかよくわからないけど1stに比べてかなり聴きやすいと感じた3rd。まあドラムの比率がかなり高くなっているせいかも。特にスピーディーなベースライン上を高速ドラミングが駆け抜ける7.の後半や、8.の前半での電気的なドローンノイズの上をドラムとコルネットのインプロがせわしなく展開されるあたりが良い。しかし、8.は後半静かなアコギソロへと展開する流れもまた好き。10.ではハウシーなパーカッションのリズムで、普段クラブ系のビートを好む人には最も乗りやすいグルーブ感があります。逆にドラムレスな曲としては、ヴィブラフォンとベルの音色が広がりのある残響を作りだす1.や、ピアノとヴィブラフォンがせめぎ合う5.のちょっと謎めいた雰囲気もまた面白いです。