Jetpack SDK 0.7 の Clipboard API

Jetpack SDK 0.7 では新たに Clipboard API が追加され、クリップボードへのコピー、およびコピーされたデータの取得が可能になりました。 Clipboard API を使うためには、まず clipboard モジュールをインポートします。

const clipboard = require("clipboard");

クリップボードへのコピー

クリップボードへ文字列をコピーするには、 set メソッドを使います。

clipboard.set("hello");

set メソッドの第2引数へデータ形式を指定して、HTMLソースをコピーすることも可能です。現在対応しているデータ形式は text, html のみですが、将来的には画像やファイルなどの形式にも対応するようです。第2引数を省略した場合は text 形式となります。

clipboard.set("<em>hello</em>", "html");

クリップボード内のデータ取得

クリップボード内のデータを取得するには、 get メソッドを使います。

var data = clipboard.get();

第2引数へデータ形式を指定した場合、その形式のデータを取得できます。第2引数を省略した場合は text 形式となります。

var data = clipboard.get("html");

クリップボード内のデータ形式を調べる

現在クリップボードへコピーされているデータの形式を調べるには、 currentFlavors プロパティを使います。データ形式はひとつとは限りませんので、戻り値は配列となります。

var types = clipboard.currentFlavors;

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